アップルは5月、公式サイト上で「iPhone 7カメラの使い方(How to shoot on iPhone 7)」という動画コンテンツをローンチした。これは最新のiPhone 7を使ったシーン別の写真撮影方法・加工方法を30秒前後の動画にまとめたもので、12日から断続的に動画が更新されている。15日未明には16の動画がある。各動画はSNSでシェアできるようになっており、すでにツイッターでも「これまでかっこいいだけのビジュアルしかなかったアップルが実用的なコンテンツを始めた」と話題になっている。
具体的な動画コンテンツは「良いポートレイトの撮影方法」や「接写モードのコツ」「フラッシュを使わない撮影」「セルフィーの加工方法」など。奥行き効果(depth effect)をうまく使うことやフォーカスと露光を適度に操作するなど、具体的だが若干高度な内容となっている。また、「集合写真を撮るときには顔認識マークが全て黄色に変わってから撮影すること」「後ろに光がある場合、HDR機能を使えばいい」といった知っておくと便利なハウツーに加えて、シャッターを長押ししてバーストモードを使用できることや動画撮影中に静止画を撮影できること、サイドにあるボリュームボタンでセルフィーが撮れるといった意外と知られていない裏技をまとめており、イベントなどで写真を撮る機会が多いファッション業界人にとっても価値がある内容となっている。