消費者の購買行動が急速にシフトしていることを受け、アメリカの金融機関ウェルズ・ファーゴ(WELLS FARGO)が総計2650に及ぶ米国内の店舗について“閉店勧告”を発表した。同社は「実店舗の閉店は、デジタルへの移行をさらに促す」と話し、ECの成長率などから閉店可能な店舗数を算出したと打ち明ける。
これによると、「ギャップ(GAP)」は2008年以降すでに600の実店舗をクローズしたが、さらに305店舗を削減できるという。同様に「ヴィクトリアズ シークレット(VICTORIA’S SECRET)」は79店舗、「コーチ(COACH)」と「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」はそれぞれ47店舗の削減が可能らしい。
一方、「アーバン アウトフィッターズ(URBAN OUTFITTER’S)」については、現在の店舗網が理想的と話した。