銀座マギーは、イタリア・フィレンツェ発のバッグブランド「ポップバッグ(POP BAG)」と日本における独占輸入販売契約を結び、5月12日に東京・銀座に国内1号店をオープンした(東京都中央区銀座5-6-17)。同社発祥の地である銀座西五番街の店舗跡の2フロアで、店舗面積は41平方メートル。出店に合わせ、オンラインショップもオープンした。初年度は売上高1億5000万円を目指す。
「ポップバッグ」は、2015年に伊バッグメーカーのJ&Cがスタートした新進ブランド。フロントパネル、ボディー、ハンドルを自分で簡単に組み合わせられるのが特徴のトートバッグ3サイズを中心に、ミニバッグや季節商材をそろえる。価格帯は、主力のカスタマイズできるトートが1万6700〜2万6700円。店舗では実際にパーツを手に取って、自分好みのバッグを作ることができる。
出店について、植松伸一・社長は、「バッグ・雑貨の店舗には以前から興味があったが、イタリアでこのブランドを見つけ、商品はもちろん、その世界観に魅力を感じた。銀座マギー発祥の地である銀座西5番街の店舗で、弊社の特徴である“綺麗な色”のバッグを扱うということに思い入れがある。ショップとして、1つの世界観を出したい」と話す。今後は「ブランドに合う立地があれば出店をもちろん考えたいが、まずは銀座店を根付かせるとともに、オンラインショップの充実を図ることを重視する」としている。