ヒロココシノのKHギャラリー銀座は6月25日まで、企画展「ニッコー × コシノヒロコ 墨の瞬(すみのとき) –コシノヒロコのおもてなし–」を開催している。デザイナーのコシノヒロコと洋食器メーカーのニッコーのコラボレーション30周年を記念したもの。新作の食器シリーズ「墨の瞬」を使ったテーブルセッティングや墨で描いた原画の他、30年前に第1弾として制作された食器「藍がさね」も展示している。いずれも、和洋折衷のデザインで、和食や洋食、中華料理などさまざまなシーンで使えるように考慮されている。
会場では新作の「墨の瞬」は販売も行っている。プレートが2900~8000円、長角皿が7700~1万円、カップが2400~3500円など。
5月15日のオープニングレセプションでコシノは「仕事を30年間一緒に続けていくことは容易ではないこと。ファッションもアートも、暮らしにどのように生かすことができるか考えるのが私の永遠のテーマ。目的に合わせて生活が豊かになるデザインを追求していきたい」と語った。
■ニッコー × コシノヒロコ 墨の瞬 –コシノヒロコのおもてなし–
会期:5月15日〜6月25日
時間:10:30~19:00
休廊日:5月21日、6月4日、18日
会場:KHギャラリー銀座
住所:東京都中央区 銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F