日本ネイリスト協会(JNA)主催の「TOKYO NAILS COLLECTION 2017 A/W」が16日、東京ビックサイトで開催中の東京ネイルフォーラム2017内で行われた。タレントの南明奈らがモデルになり、5つのデザインが紹介された。
同協会が提案する秋冬ネイルトレンドテーマは“はじける PINK”。ピンクは春夏に使われやすい色だが、女性の心を明るく華やかにする定番色として認知されていること、プロによるネイルケアを入念に行うことでより美しさが際立つカラーであることなどから、あえて秋冬トレンドに設定した。ファッションでも今春夏にピンクがトレンドカラーだったことから、ネイル業界でもさらなる注目が集まりそうだ。
発表されたデザインは、肌馴染みの良いコーラルピンクやサーモンピンクをベースに、レトロなアートやストーンを施した「もう一度ピンク」、ノーブルなミルキーピンクやベージュピンク、ベビーピンクを使い、ストーンでエレガントな魅力を演出する「やっぱりピンク」、青みのあるピンクカラーや蛍光ピンクを使いつつ、刺激的なモードデザインをアクセントに大人の個性を引き立てる「もっとピンク」、メタリックな質感のピンクを基本に、リボンやハートモチーフのデコレーションをあしらって遊び心を添えた「あえてピンク」の4テーマ。さまざまなピンクを使い、ネイルの可能性を広げた。
ステージではアーティスティックなクリエイティブネイルアートが披露されたが、サロンワークでも提案しやすい、日常に取り入れやすいアレンジデザインも用意。今後、ウェブサイトやSNSなどで、国内外にアピールしていく。