5月18日号はデジタル世代(10代後半~30代前半)の消費動向を探る特集です。昨今、同世代を取り込むことに成功し、話題を集めている化粧品ブランドが目立ってきています。好調の一因となっているのが、ツイッターやインスタグラムといったSNSを活用した情報拡散によるもので、これらの口コミ効果から数々のヒット商品が生まれています。今回は、その成功例などを紹介しています。
百貨店を主力販路とする化粧品メーカーは、SNSによる商品情報などの拡散や、イベントなどを開催することでデジタル世代に商品やブランドに対しての印象を強める働きかけをしています。そこで重要な要素になっているのが“インスタ映え”すること。実際にSNSで情報発信を行うモデルの加藤ナナや田辺かほにインタビューしたところ“インスタ映え”する商品やイベントに興味があるといっています。
その他、インスタグラムがコミュニケーションの主流は画像が動画へ移行している状況や、注目の美容系インスタグラマーを国内編、海外編に分けて紹介しています。さらに、人気ハッシュタグランキングを150位まで一挙公開したり、米国のデジタル世代の美容事情を掲載したりと話題が豊富です。デジタル世代に向けた発信を強めたい、ブランドや企業の方々に最適な内容となっています。
ニュース面では、多くのブランドが次々と発売し、トレンドのリップメイクが手軽に実現できてしまう2種以上の色やテクスチャーをスティック状に組み合わせたハイブリッドリップ商品を取り上げます。また、「ロレアル パリ」の新ディレクターや、「フォーエバー21」のビューティ単独の新業態、「ダイソン」が日本市場向けに改良したヘアトライヤーもピックアップします。
ビューティパトロールでは、ドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)でイケメン美容師役を演じ、ビューティ業界からも注目を集めている俳優の成田凌をインタビューしました。実際に美容専門学校に通い、美容師免許も持っている成田に、俳優を目指したきっかけや美容へのこだわり、ヘアスタイル、今後のビジョンについて聞きました。