そごう・西武は、商業施設「グランツリー武蔵小杉」(神奈川県川崎市)内で営業する中型店「西武・そごう武蔵小杉ショップ」を8月末に閉じる。同店は百貨店のファッションの強みを凝縮した新業態として、同じセブン&アイグループが運営するグランツリー武蔵小杉の開業にあわせて2014年11月にオープンした。売り場面積2170平方メートルを、婦人靴や婦人服の自主編集売り場や百貨店の人気ブランドのインショップで構成。手ごろな価格のファッションブランドが主流のRSC(広域型ショッピングセンター)の中で、百貨店の高級路線が支持されるか注目を集めていた。
同社は一連の構造改革の一環として、イトーヨーカドーやショッピングモールで最大13店舗展開していた小型店・中型店の整理・縮小に乗り出している。