ミケーレ・ノルサ(Michele Norsa)前サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)最高経営責任者(CEO)がエルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)の取締役会に加わる。
同氏は2006年にサルヴァトーレ フェラガモのCEOに就任し、上場の陣頭指揮を執ったほか、グローバルに成長することに貢献し、昨年退社していた。同氏は現在他にロッコ・フォルテ・ホテルの非業務執行取締役、エッティンガー・ダビドフの取締役、戦略ファンドのフォンド・ストラテジコ・イタリアーノのインダストリアル・パートナー、中国国際ビジネススクール国際諮問委員会のメンバーを務めている。
「ミケーレが加わることで、ブランドの価値がさらに上がること、ブランドがさらに前進すると確信している」とジルド・ゼニア(Gildo Zegna)CEO。ゼニアは一度「ベルルッティ(BERLUTI)」へ去ったアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)を再び迎え、新職のアーティスティック・ディレクターに据えるなど、新たな企業モデルの構築や構造改革を推進中だ。
なお、取締役会にはアンジェロ・ゼニア(Angelo Zegna)名誉会長やパオロ・ゼニア(Paolo Zegna)会長の他、ドメニコ・デ・ソーレ(Domenico De Sole)も名を連ねている。