イギリスのケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトン(Pippa Middleton)が5月20日、婚約者のジェームズ・マシューズ(James Matthews)とイギリスのバークシャーのセント・マークス教会で結婚式を挙げた。挙式には、キャサリン妃とウィリアム王子、ジョージ王子とシャーロット王女らが出席し、ブライズメイドは2歳のシャーロット王女が務めた。
ピッパがウェディングドレスに選んだのは、ロンドンのデザイナー、ジャイルズ・ディーコン(Giles Deacon)によるオーダーメードのクラシックなレースのドレス。ドレスのデザインは、キャップスリーブとハイネックライン、コルセットが特徴。前方に向けてドレープが施され、背中にはハート型がデザインされている。ヴェールはスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)によるもので、ティアラとヘッドピースはロビンソン・ペラム(Robinson Pelham)のハンドメード。足元には「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」のアイボリーのサテンのパール付きパンプスを合わせた。
ディーコンは、「オーダーメードのシルクコットンレースは、縫い目がないように見せるために手縫いで仕上げた。レースのボディーにはパールの装飾を施した。私のチームがロンドンで生み出す職人技と、ピッパのイギリスのファッションへのサポートを示すことができ、大変光栄に思う」とコメントした。
なお、キャサリン妃は、自身のウェディングでも着用した「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」をセレクト。1940年代風のミドル丈のピンクのドレスを着用した。