「プーマ(PUMA)」は、シューレースのカスタマイズが自由に行える機能を搭載した新作ランニングシューズ“ネットフィット”シリーズの発売に先がけ、5月24日に東京・青山のプレスルーム兼イベントスペース「プーマ ハウス トウキョウ(PUMA HOUSE TOKYO)」でメディア向けの試走イベントを行った。会場には“ネット”をイメージした什器がならび、モデル・女優の高山都や陸上の高瀬慧(けい)選手、上野裕一郎選手がゲストで登場。シューズの感想を語った後、参加者と約5kmのランニングセッションを行い履き心地を体験した。
シューズに搭載する新機能“ネットフィット”は、アッパーにネット状の素材を採用し、あらゆる箇所にシューレースを通すことができる。通す箇所や結び方のパターンは無限で、着用者の足型やランニング時のクセに合わせて動きをサポートするテクノロジー。軽さと強度のバランスがとれたネット素材は1年半の期間をかけて開発し、今後はサッカーシューズやライフスタイルカテゴリーのシューズにも採用する。
高瀬選手は「蹴り出す際に足が内側に倒れるので、シューレースを内側から引っ張ってまっすぐになるよう調整している。従来モデルよりも反発性とクッション性が優れている」と感想を述べた。主に長距離のジョギングで着用しているという上野選手は「最初は見慣れない形状で不安だったが、長距離を走っても足のストレスを軽減してくれている。自分はカカトが細い足型だが、シューレースの通し方をアレンジすればフィットする」と語る。定期的にランニングを行う高山は「シューレースの結び方はまだまだ初心者。これから自分だけの結び方を見つけたい」と話した。
“ネットフィット”シリーズは、トレーニングからレースまで幅広い用途に対応する“イグナイト ネットフィット”(1万3500円)、ライフスタイルカテゴリーの“ツギ ネットフィット”(1万1000円)が6月1日、スピードランナー向けの“スピード イグナイト ネットフィット”(1万3000円)が7月1日に発売。いずれもプーマの直営店、オンラインストア、一部店舗で取り扱う。