三越伊勢丹トランジットの100%子会社ロングレインジャパンが8月末、恵比寿ガーデンプレイスタワーにオーストラリア発レストラン「ロングレイン(Longrain)」をオープンする。「ロングレイン」は1999年にシドニーでオープンしたタイ料理専門のレストラン。鮮やかな色合いの料理とスパイスの香りが特徴で、メルボルンとシドニーに2店舗を構える大型ダイニングだ。今回オープンする店舗でも、開放感ある空間に160席を用意する。
「ビルズ(bills)」の立ち上げにも携わったエクスクルーシブ・シェフのグリフ・パメント(Griff Pamment)は、「発酵した食材を使ったり、お米を一緒に食べるなど、タイ料理と日本料理には類似点がある。その一方でフレッシュなハーブやスパイスを大量に使うタイ料理には、日本料理にない魅力がある。日本には素晴らしい食材がたくさんあるため、メニュー開発で刺激的な食材に出合えることが楽しみ」とコメントしている。
三越伊勢丹トランジットは三越伊勢丹ホールディングスとトランジットジェネラルオフィスの合弁会社として設立。今年4月に初事業となるプロモーションカフェスペース「シンジュクボックス(SHINJUKU BOX)」を新宿サザンテラスに開いた。5月には表参道ヒルズにイタリアンレストラン「フラテリパラディソ(Fratelli Paradiso)」をオープンした。「ロングレイン」はこれに続く2店舗目のレストラン。