業界筋によると、アクセサリーブランド「シャーロット オリンピア(CHARLOTTE OLYMPIA)」はオンワード樫山と戦略的パートナーシップ締結間近のようだ。すでに同ブランドの主力アイテムであるシューズはオンワードグループ傘下のイリスに生産を移しているようだ。両社からのコメントは取れていない。
オンワードグループは「ジル・サンダー(JIL SANDER)」「ジョゼフ(JOSEPH)」「J.プレス(J.PRESS)」などを傘下に擁し、ブランドのマネジメントやシューズ及びアパレルのライセンス生産のノウハウに富む。一方、「シャーロット オリンピア」は戦略的な投資を求めていた。
「シャーロット オリンピア」は2008年にシャーロット・オリンピア・デラル( Charlotte Olympia Dellal)が自己資本で始めたブランドだ。現在、世界に10の単独店とショップ・イン・ショップを運営し、ハロッズやセルフリッジなどに卸している。日本ではブルーベル・ジャパンが輸入販売しており、松屋銀座にショップ・イン・ショップを構えている。