ビビッドなカラーリングのコーディネートを複数人で楽しむ"ペアコーデ"や"チームコーデ"が注目される一方、都市型音楽フェスティバルだけあって、街のファッションの延長線上で装いを楽しむ観客も多数いた。「ウルトラ ジャパン」アンバサダーとして来場していた植野有砂「フィグ&ヴァイパー」クリエイティブ・ディレクターによる、ワントーンのモード&ネオギャルテイストなファッションはその筆頭。クロップド丈のTシャツやスエットにデニムのショートパンツ、または黒のスキニーデニムなどを合わせ、サングラスやヘッドアクセを加えるなど、"フェス"感を抑えたファッショナブルなコーディネートが特徴だ。また、音楽フェスだけあって、白や黒の厚底スニーカーやサンダル、「ドクター マーチン(DR.MARTENS)」に代表されるブーツなど、スタイルが良く見えることを前提としつつも、"踊りやすさ"や"耐久性"を重視した足元が目立った。
また、ネイティブ・アメリカン風の髪飾りやメイク、サイケデリックなビッグトップス、国旗などをファッションに取り入れ"お祭り"感を全開で表現した個性的な観客も散見された。