パリ・クチュール組合(Chambre Syndicale de la Couture Parisiennes)は、新たに「A.F. ヴァンデヴォースト(A.F. VANDEVORST)」「アザロ(AZZARO)」「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」「ロダルテ(RODARTE)」「ロナルド・ファン・デ・ケンプ(RONALD VAN DER KEMP)」の5ブランドを、7月2〜6日に行う2017-18年秋冬オートクチュール・コレクションのゲストメンバーに選出した。
すでに「プロエンザ スクーラー」は期間中に、18年春夏のメーンとプレ・コレクションを一度に発表することを明らかにしている他、「ロダルテ」もNYからパリのオートクチュールに発表の場を移し、2018年春夏コレクションを披露する。「シャネル(CHANEL)」らサンディカの正式メンバーのブランドとともに、公式スケジュール内には複数のシーズンのコレクションが発表されることになる。オープニングなる7月2日午前10時のショーは「ロナルド・ファン・デ・ケンプ」が務める。日本からは3回目になる「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」も参加する。
なお、2016-17年秋冬からゲストメンバーに加わり、毎回注目を集めていた「ヴェトモン(VETEMENTS)」は今回から参加せず、2018年春夏コレクションから、2018年春夏パリ・メンズ・コレクション期間中の6月26〜30日に、ショールームでバイヤーやプレスに披露する(予約制)。また、デムナ・ヴァザリア=ヘッドデザイナー自身がスタイリングし、撮影したイメージをメディアに発表する計画だ。