ファッション

高島屋が“手の届く”オーダースーツを始動、監修は干場義雅

 高島屋は干場義雅「フォルツァスタイル(FORZA STYLE)」編集長監修の新業態「タカシマヤ スタイル オーダー サロン」を始動する。スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、鞄などのオーダーを受け、「手の届きやすい価格」で「カスタマイズする楽しさ」を提供する売り場を目指す。価格帯は、スーツが4万9000円(生地400柄)から用意し、ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)やエルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)の素材を用いたものでも8万9000円と値ごろ感を重視。その他、シャツが9000円(生地300柄)~、ネクタイが1万円(生地50柄)~、靴が5万6000円(2素材10色)~、鞄が5万7000円(2素材15色)~。国内縫製にこだわり、スーツが約4週間、レザーグッズは約2カ月を要する。1号店は9月上旬に、大阪高島屋5階にオープンする予定だ。来年には、新宿、横浜、京都に開く。

 同業態がユニークな点は、3つのスーツスタイルをベースにしている点だ。従来の無数の選択肢の中から、消費者自身が最適な組み合わせを選ぶシステムは、消費者に一定の知識が求められていたが、同業態は「今感度な商品を手軽に」オーダーできることを目指す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。