ファッション

高島屋が“手の届く”オーダースーツを始動、監修は干場義雅

 高島屋は干場義雅「フォルツァスタイル(FORZA STYLE)」編集長監修の新業態「タカシマヤ スタイル オーダー サロン」を始動する。スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、鞄などのオーダーを受け、「手の届きやすい価格」で「カスタマイズする楽しさ」を提供する売り場を目指す。価格帯は、スーツが4万9000円(生地400柄)から用意し、ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)やエルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)の素材を用いたものでも8万9000円と値ごろ感を重視。その他、シャツが9000円(生地300柄)~、ネクタイが1万円(生地50柄)~、靴が5万6000円(2素材10色)~、鞄が5万7000円(2素材15色)~。国内縫製にこだわり、スーツが約4週間、レザーグッズは約2カ月を要する。1号店は9月上旬に、大阪高島屋5階にオープンする予定だ。来年には、新宿、横浜、京都に開く。

 同業態がユニークな点は、3つのスーツスタイルをベースにしている点だ。従来の無数の選択肢の中から、消費者自身が最適な組み合わせを選ぶシステムは、消費者に一定の知識が求められていたが、同業態は「今感度な商品を手軽に」オーダーできることを目指す。

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