「WWDビューティ」6月8日号はスパ特集です。ラグジュアリーホテルを中心に、世界にはスパ施設があふれています。しかしながら、まだまだ日本でのスパは“ご褒美”感覚の位置付けで、使いこなせているとは言い難いのが現実です。今回の特集では、スパ業界で注目を集めているトリートメントメニューやカギを握る人物の取り組みなどについて迫ります。
近年のスパは、世界的にウェルネス志向が高まっています。そこで特集内では、板倉由未子トラベル&スパジャーナリスト監修の下、現在のウェルネス業界をけん引している、セラピストやドクター6人が登場。一人一人に合わせたウェルネスプログラムを作り上げる「ボディイズム」創始者や、美味しさと健康を兼ね備えた料理(ウェルネス・キュイジーヌ)を提供するシェフは要注目です。
また、世界中のスパを巡る板倉トラベル&スパジャーナリストが厳選した、日本未上陸の世界の名スパ5施設も紹介。目的別のリトリートが13種類以上あるタイの「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート」、“世界屈指”と評価されているマレーシアの「タンジョン ジャラ リゾート」など、1度は訪れてみたい施設ばかり。今、スパを使いこなすことは自身の健康にも大きく関係します。
ニュース面では、米国のビューティ業界関係者9000人以上からなる団体「コスメティック エグゼクティブ ウーマン(COSMETIC EXECUTIVE WOMAN)」の年間のベストコスメアワードをピックアップ。今年は「フレッシュ(FRESH)」「イット コスメティックス(IT COSMETICS)」「ベッカ コスメティックス(BECCA COSMETICS)」「グラムグロウ(GLAMGLOW)」など、多くのインディーズブランドがランクインした。
また、「ディオール(DIOR)」のミレニアル世代に向けた新スキンケアラインや「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」の全面リニューアル、資生堂のキナリ売却についても取り上げます。大規模診察データを活用した新しいスキンケアブランド「キソウ」やDHC初の天然成分100%シリーズのニュースにも注目です。