ナノ・ユニバースと編集者デッツ松田による新レーベル「ナノ オルター(NANO ALTER)」は、音楽プロデューサーの高木完が手掛ける「ダル(DAL)」とコラボレーションしたTシャツを6月17日に発売する。同シリーズは、ロックやヒップホップからインスパイアされた3型のTシャツを「ナノ・ユニバース」の限定店舗とウェブで販売する。
1980年代、写真家のボブ・グルーエン(Bob Gruen)がスーツでハドソン川を泳ぐ内田裕也を撮影した写真をプリントしたTシャツには、「My Way」の歌詞とバックには“YUYA UCHIDA”と“BOB GRUEN”のクレジットをプリント。浅野忠信が率いるバンド、ソーダ(SODA!)のロゴをストレッチのエフェクトで変形させてプリントしたTシャツと、80年代から続くレコードレーベル、ダルジャム(DAL JAM)へのオマージュとして、縦ロゴとターンテーブルをプリントしたTシャツの計3型で構成する。価格はいずれも6000円。
「ダル」はDJや音楽プロデューサー、クリエイティブ・ディレクターとして活躍する高木完が、2015年にスタートしたブランド。「ダル」というブランド名には、“ここからもう一度始める”という意味のイタリア語“ダルセーニョ”や、敬愛するアーティスト、ゲイリー・パンターの作品“ダル トーキョー(Dal Tokyo)”からインスパイアされた意味を包括する。自身のキャリアにおいて、影響を受けてきたロックやパンク、ヒップホップといった音楽のカルチャーを色濃く反映したコレクションを発表している。