ファッションデザイナーの山本寛斎は6月10日、歌や踊り、応援のパフォーマンスを融合したファッションショー「日本元気プロジェクト2017 スーパーエネルギー!!」を六本木ヒルズアリーナで開催した。強風の野外ステージで、250人以上の出演者が色鮮やかな「カンサイ ヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」の衣装や法被(はっぴ)をまとって登場した。
今年は、現役高校生の歌手・鈴木瑛美子がさだまさしの名曲「男は大きな河になれ」を熱唱し幕を開けた。山本の弟で俳優の伊勢谷友介をはじめ、松田美由紀、土屋アンナ、りゅうちぇる、リリコ、大林素子、アン・ミカ、秋元梢ら豪華出演者が衣装を風になびかせながらステージを歩き、女子ラグビー日本代表選手の桑井亜乃や小出深冬、中村知春、プロゴルファーの古閑美保らアスリートもポーズを決めた。
中盤には、セネガル発のアフリカンパーカッショングループのワガン・ンジャエ・ローズ & ソフィ・ケルギ(Wagane Ndiaye Rose with sophie ker gi)や八王子学園八王子高等学校の吹奏楽部とダンス部がパフォーマンス。フィナーレには、東日本大震災や熊本地震の被災者へのエールを込め、EXILE USAが振付したダンス「21世紀版・三三七拍子」を披露。出演者と来場者が盛大な手拍子で一体となった。
ショー終了後に山本デザイナーは、8月5日に熊本城前でファッションショーをすることも明かした。「応援団長の気持ちで、皆さんの個性を足し算するのが私の仕事。熊本でのショーも(今回の六本木と変わらず)手加減しないで、熊本の人々を応援したい」と語った。