日本のフレーム生産の95%以上を占める福井県の鯖江市で、6月10、11日の2日間、アイウエアのエンターテイメント・イベント「めがねフェス」が開催された。今回が4回目。眼鏡をテーマにした競技「メガネリンピック」や眼鏡の廃材を利用してアクセサリーなどを製作するワークショップ、そして「めがねのまちさばえ大使」に就任した地下アイドル、仮面女子のライブなど数多くの催しが行われた。さらに、今回は、鯖江市が町おこしとしてJR鯖江駅東口からめがねミュージアムまでの道路を眼鏡で飾った「メガネストリート」の完成セレモニー、地元の学生が集う「吹奏楽フェスティバル」も同時開催され、約1万4000人が来場した。同イベントを主導した小松原一身・福井県眼鏡協会副会長(ボストンクラブ社長)は、「産官学が協力した一大イベントとなり、眼鏡産業だけでなく町全体の活性化につながった」と話した。