アジア最大級のアートブックフェア「東京アートブックフェア2017(THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017)」が、10月5〜8日に開催される。9回目となる今年は、これまで会場になっていた東京都港区の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパスから天王洲アイルに開催地を移す。寺田倉庫をメーン会場とし、同地区に位置するギャラリーやショップ、企業と連動してエリア全体でイベントの活性化を目指す。
毎年一つの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー(Guest Country)」では、アジアを取り上げる。中国、韓国、台湾、シンガポールの気鋭の出版社、自費出版を精力的に行うアーティストらによるアートブックを集めたアジアの出版文化の最前線を紹介する試みだ。
ドイツのアート出版社、シュタイデル(Steidl)と昨年共同で創立したブックアワード「シュタイデル・ブック・アワード・ジャパン(Steidl Book Award Japan)」の受賞者8人によるイベントや、アートブックの魅力を多角的にひもとくトークイベントやシンポジウムを予定している。
同イベントでは6月30日まで、アートブックを制作する約300組の出版社、ギャラリー、アーティスト、ブックメーカーを募集している。公式ホームページの申し込みフォームから応募することができる。
■東京アートブックフェア2017 プレビュー・オープニングレセプション
日時:10月5日15:00〜21:00(予定)
入場料:1000円
場所:寺田倉庫
住所:東京都品川区東品川2-6-10
■東京アートブックフェア2017 一般会期
日時:10月6〜7日12:00〜20:00、10月8日11:00〜19:00
入場料:無料
場所:寺田倉庫
住所:東京都品川区東品川2-6-10