「WWDビューティ」6月15日号は「バラエティショップコスメ特集」です。今回は多くの媒体で活躍する加藤智一・美容ジャーナリストの監修によるもので、マス(大衆)とプレステージ(ぜいたく)の中間を意識した“マステージ”なテイストのコスメにクローズアップ。持っているだけで気持ちが上がる“手が届く、ラグジュアリー”な商品を紹介しています。
巻頭ではバラエティショップが実践する5つの施策を紹介。その一つに、SNS映えする商品セレクトなどで「いいね!」といわれるライフスタイルを提案することがあります。ショップに来店する人が求めるのは特別のある何か。それにはおしゃれのステージや美容感度を上げるような商品が必要です。また、その他の4つの施策も必見です。
マステージコスメは大人をターゲットとしていることが多く、その代表格となる銀座ロフトとオトナプラザの戦略を披露しています。一方、ブランド側のアプローチとして、コーセーとコスメキッチンの取り組みや、5つのマステージブランドで特に大人女性に人気がある商品を掲載。マステージコスメの可能性を感じる内容となっています。
ニュース面では、4月にオープンした新商業施設ギンザ シックス(GINZA SIX)のビューティフロアの商況を、石原拓磨ギンザ シックス リテールマネジメント 営業部に聞きました。オープンしてから1カ月強経った今、フロア全体の売り上げが計画比20〜30%増で推移しており、中でも「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」など、好調なブランドに注目です。
その他アルビオンの通期決算や資生堂のミレニアル世代向けの新ブランド「ワソウ(WASO)」などをピックアップ。イプサの肌測定器「イプサライザー」を用いて“自分に最も似合う色”が見つかる新リップスティック、「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」の美容液とマスカラ機能が1つになった新ハイブリッドマスカラ