バッグブランド「MCM」は6月20日まで、ポップアップストア「ザ ジャーニー オブ ア タイムレス アイコン(THE JOURNEY OF A TIMELESS ICON)-時空を超えたMCMの過去・現在・未来を駆ける旅-」を伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージにオープンしている。世界各国の直営店に先駆けてメード・トゥ・オーダーを受け付ける他、ブランドを象徴する“ヴィセトス”柄のヘリテージコレクションから2017-18年秋冬コレクションまでをそろえる。初日の14日朝にはテープカットセレモニーを開催。モデルの森星、キム・ソンジュ「MCM」チーフ・ヴィジョナリー・オフィサー、竹内徹・三越伊勢丹専務取締役百貨店事業本部長兼商品統括部長、近藤洋・伊勢丹新宿本店長が参加した。
ポップアップストアのテーマにちなみ、母から受け継いでいることを聞かれた森は、「たくさんありますが、私自身がどんどんお母さんっぽくなってきています。子どものときにお母さんがやっていて恥ずかしいと思っていたことや癖を私もやっていて。例えば、昔、伊勢丹に来た時にエレベーターの中でお母さんがエレベーターガールのマネをしていたんですが、私も最近しちゃってるんです」とユニークなエピソードを披露。また、自身が受け継いでいきたいものについては、「私の家族は人に“ラブ”を与えることで自分も“ラブ”をもらえるということを大切にしているので、私も自分に子どもやファミリーができたときに“ラブ”をたくさん与えていきたい」とコメントした。
今回メード・トゥ・オーダーの対象になっているのは、アイコンバッグとして打ち出しているショルダータイプの“パトリシア(PATRICIA)”と、アニマルチャーム。“パトリシア”はボディーやフラップの素材や色を選べ、金具の色やスタッズの有無も選択可能。付属のタグには4文字まで好みのイニシャルを刻印することもできる。価格帯は8万8000~11万4000円。バッグに自身で貼り付けるステッカーも用意する。また、アニマルチャームは、ウサギやクマ、犬をモチーフにした“ヴィセトス”柄の6種のパーツと7色のファーのポンポンを組み合わせることができる。価格は8000円。同カスタマイズサービスは、7月から東京・銀座の「MCM銀座ハウス1」で、今秋からはグローバルでスタートする予定だ。