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アリババのTモールが世界進出へ

 アリババ(ALIBABA)が、Tモールワールド(Tmall World)をローンチした。同サービスのターゲットは海外に住む中国人約1億人で、「タオバオ」アプリや同社のオンラインプラットフォームを通じて、12億の商品の販売を目指す。

 同サービスはまず、香港、台湾、シンガポール、マレーシアでスタートする。また、6月18日から3日間、総額100億元(約1600億円)を値引きする“Tモール6.18メガセール”を実施予定だ。

 Tモールワールドのローンチに伴い、アリババは、シンガポールとマレーシアで非中国語話者向けのサービスを提供している東南アジアのECプラットフォーム、ラザダグループ(LAZADA GROUP)の株式の過半数を買収した。

 アリババはニューヨーク株式市場に上場し、また支社も世界中にあるが、中国が本拠地だ。ジャック・マー(Jack Ma)=アリババ創業者兼会長の野心的な目標、20億人へのリーチを実現するには、大規模な海外進出が必須になる。

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