6月19日発売の「WWDジャパン」は、「大手各社の売りたいトレンド」特集です。2017-18年秋冬シーズンに国内アパレルブランドやセレクトショップが打ち出す商品を紹介します。今季はチェックやテーラードスタイルを取り入れた「ひとひねりした英国トラッド」と、ベルベットやファーなどをキー素材にした「艶っぽいエレガンス」が2大トレンド。その要素を用いた28社55ブランドの新作を紹介します。
表紙を飾ったのは、モデルでアーティストの阿部ジュリア。特集内では、モード誌やファッションショーなどで活躍する気鋭スタイリストの入江陽子がコーディネートを提案。2大トレンドを取り入れて、感度の高い挑戦的な着こなしの“ドレスアップ”と、取り入れやすいリアリティーのある着こなしの“カジュアルアップ”の2軸で紹介します。
ニュース面では、秋に表参道に路面旗艦店を開く仏バッグブランド「ロンシャン」にフォーカス。日本で5年連続の2ケタ増を達成した好調理由をジャン・キャスグラン=ロンシャン最高経営責任者(CEO)に聞きました。また中国EC最大手のアリババ・グループのジャック・マー創業者兼会長のインタビューも掲載。「2036年までに世界第5位のGDPに相当する総取引額の達成を目指す」という同社の次なる事業戦略とは?
人気連載「ミステリーショッパーが行く!eコマース編」では、ベイクルーズグループのECサイト「ベイクルーズストア」を採点しています。2017年8月期で売上高前期比3割増の280億円に達する見通しで、絶好調の同サイトは、アパレル企業全体の自社ECでもトップクラス。厳しいミステリーショッパーによる評価はいかに?詳しいレポートをお届けします。
「ファッションパトロール」では、漫画雑誌「週刊少年マガジン」が5月31日にスタートした「ランウエイで笑って」にちなんで、ファッション漫画を特集しています。同作作者の猪ノ谷言葉のインタビューの他、「ご近所物語」や「王様の仕立て屋」「リアル・クローズ」などの漫画に影響を受けたデザイナーやプレスなどの業界人のコメントも掲載。仕事に行き詰まっているアナタ、情熱的な漫画を読んで初心に返ってみてはいかが?