メルカリが昨今話題のアカウント不正利用に対する取り締まりを強化する。メルカリでは手元にない商品を出品し、売れた時点で商品を購入して横流しする“無在庫転売”を禁止しているが、自動で出品ができる出品ツールを使って“無在庫転売”を行うユーザーとこれによるトラブルが後を絶たない。そのため、出品ツールの販売業者に対して個別警告をするとともに、販売サイトの閉鎖・ツール販売の中止を求めていく。
また、同社が禁止している複数アカウントの作成・譲渡・売買を行ったとして、今月6日までに4人の逮捕者が出たという。アカウントの不正作成・販売による逮捕者は全国初めてで、メルカリが山口、島根、鹿児島の3県警との共同捜査において情報照会を行ったことが奏功した。今後も社内での監視を強化するとともに不正アカウントの検知・悪質な利用者の排除のために対策を強化していくと発表している。