TOKYO BASEは19日、「ファクトタム(FACTOTUM)」を展開するロスチャイルド(東京、有働幸司・社長)と資本提携を結び、持分法適用関連会社化すると発表した。第三者割当増資の引き受けによって株式の49%を取得する。取得金額は非公表。
TOKYO BASEは2015年9月に東証マザーズに上場し、今年2月に東証一部に市場変更。マーケットから調達した資金を使っての初のM&Aとなる。同社はいわゆる東京ブランドを扱うセレクトショップとして急成長しており、中でも「ファクトタム」は五指に入る売り上げを誇る有力な取引先だった。同社の持つ販売力を生かし、双方がさらに成長できるような体制作りを生かす。
株式取得は30日に実施する。ファクトタム(同)が発行する全株式をロスチャイルドが取得し、完全子会社化した上で、ロスチャイルドの発行済み株式60株のうち20株をTOKYO BASEが「ファクトタム」を買収が取得し、さらにロスチャイルドが実施する第三者割当増資によって新たに発行する19株をTOKYO BASEが「ファクトタム」を買収が引き受ける。