アメリカのライフスタイルブランド「トミーバハマ(TOMMY BAHAMA)」の銀座店は、2013年4月オープン以来、2ケタ成長を続け、5年目のビジネスも好調に推移している。6月17日、トミーバハマが独占販売しているハワイ発のサングラスブランド「マウイジム(MAUI JIM)」初のカスタムオーダーイベントを同店で開催。トミーバハマ日本法人の秋元史樹社長は、来日したヨナス・ソーレンセン=マウイジムアジア 社長と姿を見せた。秋元社長は、「ハワイ、リゾートという『マウイジム』のコンセプトやターゲットが『トミーバハマ』とマッチする。サングラスのクオリティは高い。このようなイベント開催による情報発信、当社が銀座店2階で運営するハワイ料理のレストラン&バーと連動したライフスタイル提案が強いメッセージを生んでいる。また、隣接するギンザ シックス(GINZA SIX)オープンの相乗効果も大きい」と話す。
マウイ島で約30年前に誕生した「マウイジム」の最大の特徴は、特許を取得したレンズ「ポラライズドプラス」だ。有害な紫外線から保護する効果は、米皮膚がん財団の推奨を受けており、ハワイではビーチを監視するライフガード、ホノルルの警察や消防署でも愛用されている。生産は、日本とイタリア。3度目の来日となったソーレンセン社長は、「ブランドスタートから約10年間はハワイのみの販売だったが、現在はアフリカを除くほぼ全世界に拡大している。アジアは、約5年前、香港に拠点を設けてビジネスが本格化した。日本も強いパートナーシップに恵まれた」と話した。サングラスの中心価格は2万円台後半から3万円台。
「トミーバハマ」は7月19日から25日まで、伊勢丹新宿本店本館4階でポップアップストアをオープンし、「マウイジム」も販売する。