ジュエリーブランドの「コディ サンダーソン(CODY SANDERSON)」は6月27日まで、銀座三越4階のグローバルメッセージで、ウィメンズのアイテムを集めたポップアップショップを開催中だ。同ブランドは、インディアンジュエリーをベースに2001年にメンズブランドとしてスタートしたが、女性スタイリストやモデルらを中心に女性人気にも火が付き、1年半ほど前に満を持してウィメンズ・コレクションを立ち上げた。今回の期間限定店では、90アイテム以上のウィメンズ・コレクションがそろう。価格は2万~30万円ほど。
16日には、コディ・サンダーソン(Cody Sanderson)=デザイナー本人が来店し、刻印サービスやフォトセッションなどを行った。コディは、「ブランドをより多くのお客さまに知ってもらうために来日した。日本のお客さまは、ファッションに対する知識も高く、洗練されている。そんなお客さまにクオリティーを評価してもらえるのは、大変光栄なこと」。ウィメンズ・コレクションについては「サイズ感こそ違うが、メンズもウィメンズもデザイン的には特に意識していない。今は女性がメンズ・コレクションを着けても、その逆もありで、オケージョンの幅も広がっている。この1年半でウィメンズ・コレクションの基礎はできた。次のシーズンからはゴールドアイテムもラインアップに加えるので期待してほしい」と意気込みを語った。
銀座三越でポップアップショップを開設した4階グローバルメッセージは、「サンローラン(SAINT LAURENT)」や「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」などが店舗を構える。銀座三越の塩谷英資バイヤーは「ギンザ シックス(GINZA SIX)が開業した4月以降、来店客数も増えており売り場も変化を求められている。銀座三越には、本物志向を求めるお客さまが非常に多い。『コディ サンダーソン』のような性別を問わないアイテムは、売り場としての新しい提案になる。同じフロアの取り扱いブランドとの親和性も高く、既に高額商品も動いている」と手応えを語った。
コディ=デザイナーは、17日に福岡のセレクトショップ、チェリー(CHERRY)、18日にエストネーション新宿店で来店イベントを行っている。