「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はアマゾン(AMAZON)を通じてコピー商品を販売する業者30社に対する訴訟の第1審に勝訴した。フロリダ州裁判官は同30社に対し、判決が下りるまでの間、事業の仮差し止めを請求した。損害賠償額は6000万ドル(約66億円)を超える見込みだ。
「ルイ・ヴィトン」はモノグラムやブランドのイニシャルのロゴなど約15の商標権を有しているが、それらをコピーしたレザーグッズやスマートフォンケースなどがアマゾン内で販売されていた。
「ルイ・ヴィトン」は5月下旬に告訴した際、コピー商品の販売を止めさせるだけでなく、アマゾン以外でのコピー商品の販売も止めさせるよう求めていた。また、同30社が永久にコピー商品を販売することがないようにすること、アマゾンやその他のマーケットプレイスがそれらの「ルイ・ヴィトン」のコピー商品をサイトから削除すること、そうした商品の受注を止めさせるよう裁判所に求めている。