ロイターなどの報道によると、ディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)=トッズ・グループ会長兼CEOファミリーが、一族で所有するイタリアのプロサッカーリーグ、セリエA所属クラブ「ACFフィオレンティーナ(ACF FIORENTINA)」の売却を検討しているという。「フィオレンティーナ」は、フィレンツェを拠点に置き、かつて中田英寿も所属していた名門チーム。デッラ・ヴァッレファミリーはセリエCに降格した2002年からオーナーになり、チームの立て直しを支えてきた。
セリエAでは、ベルルスコーニ前首相が所有していた「ACミラン」を中国企業に売却している。ACFフィオレンティーナは公式ウェブサイト上で、「よりこのクラブのマネジメントに適した企業に運営を委ねたい」とコメントしている。