三越伊勢丹は6月28日~7月11日、日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し新しい価値を提供する「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」を展開する。7年目となる今年は、“艶祭”をテーマに約20企画を実施。売り上げは前年比5%増を目指す。
行武一博・伊勢丹新宿本店営業計画担当は、「今年は日本の伝統である夏祭りと浴衣といったファッションに新しさを掛け合わせた、モノやコトをそろえた」と述べ、この夏を鮮やかに彩り豊かにする企画を行う。注目は、写真家・映画監督の蜷川実花のディレクションブランド「Mミカ ニナガワ(M/mika ninagawa)」から三越伊勢丹限定で登場する浴衣。伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージを会場に、蜷川の写真と小松精練のインクジェットプリント技術を活用した鮮やかな花柄のテキスタイルを中心に10種類の柄を紹介。帯は無地とボーダーのリバーシブル5柄をそろえる。三越銀座店のプロモーションスペースでも行っている。
また、伊勢丹新宿本館メンズ館1階のプロモーションスペースでは、1917年創業の呉服屋「やまと」が手掛けるメンズ着物のテーラー「ワイ&サンズ(Y. & SONS)」のポップアップストアを開設。今年は、レジャーを意識したシーン提案を行い、「ワイ&サンズ」の浴衣にビーチサンダルやハットなどの洋雑貨をそろえる。さらに、伊勢丹新宿本店本館7階では7月3日まで、「イセタン サケ マルシェ」を開催。日本酒の多様性、ダイバーシティにスポットを当て、総勢25の蔵元、全130種類の日本酒が出迎える。
その他、伊勢丹新宿本店では7月1、2、8、9日に、「イセタン ボン ダンス 2017」を本館屋上で行ったり、7月4日まで沖縄発のアロハシャツなどの「アロハ ブロッサム」を本館2階イーストパーク/プロモーションで行ったりする。三越日本橋本店では、甘酒などの食や下駄や鼻緒などの雑貨などが並ぶ。三越銀座店では、7月1、2日に「縁日イベント」を9階ギンザテラスで開催する他、日本製の帽子やお祭りをイメージした生菓子、日本酒などをそろえる。