ファッション

「エルメス」祇園店のラストは原点であるレザーにフォーカス

 京都・祇園の花見小路に7月31日まで期間限定出店している「エルメス(HERMES)」祇園店が、最終テーマのイベント「LEATHER SPIRIT」を開催中だ。メゾンの原点である革製品に立ち返り、カードケースや財布、手帳カバー、バッグといった商品を色鮮やかにラインアップ。内装もテーマにちなんで、赤・青・黄色のレザーピースを重ねたモニュメントが来店者をお出迎えする。

 2階には、今年の年間テーマ“オブジェに宿るもの”にちなみ、「エルメス」と縁のある人たちの愛用品を展示。週末及び祝日(7月1日と2日をのぞく)には、レザー職人によるデモンストレーションも披露している。

 同店とオンラインブティック限定で、400年の歴史を持つ京都の老舗唐紙屋「唐長」とコラボレーションした手帳レフィル“ヴィジョン”祇園スペシャル・エディションを販売中。“青海波”と“縮緬縞” の2種類を用意している。また、メゾンの公式LINEアカウントでは、本イベントと連動して、自分のイニシャルを刻印した6種類のレザー壁紙画像をダウンロードできるスペシャルコンテンツを配信中だ。

 同店は、大丸松坂屋百貨店が創業300周年記念事業として祇園に出店した「大丸京都店 祇園町家」に昨年11月、9カ月間の限定店としてオープン。アイコンスカーフの“カレ”を染める“HERMESMATIC”やスケートランプを模した“GOODMOVE!”、“シェーヌ・ダンクル・パンク”にフォーカスした“PUNK!”など、計8企画のイベントを催し、7月31日にクローズする。

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