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資生堂が「時差Biz」に参加 朝型勤務などを推奨

 資生堂は、東京都が推進する通勤ラッシュの緩和を目指す取り組み「時差Biz」に参加する。7月3日~9月29日、朝食提供による朝型勤務の推奨や、サテライトオフィスの導入、在宅勤務の推進など、多様な働き方の実現を通じて社員一人一人の生産性向上を目指す。

 朝型勤務の推奨は、7時〜7時45分までに出社した社員(先着100人)が対象。汐留オフィス12階カフェテリアでパン・スープ・ドリンクの朝食セットを提供する。サテライトオフィス利用対象者は、グループ会社を含む全社員。ザイマックス社が運営する1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)30カ所のサテライトオフィスが利用でき、得意先への訪問が多い営業担当の移動時間の削減や、育児や介護などで時間に制約のある社員の負担軽減などに活用する。在宅勤務については、2016年1月から導入し延べ1100人が利用している。

  「時差Biz」は、東京都を中心に経済団体、企業、鉄道事業者等が連携して通勤ラッシュを緩和し、社会全体の生産性の向上を図る取り組み。7月11~25日の間、参加企業が一斉に取り組むことで参加者にその効果を体感してもらうことを意図としている。

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