ドイツ発のコスチュームジュエリーブランド「グロッセ(GROSSE)」は、6月29日~7月4日まで銀座・和光の本館6階で「グロッセ110周年記念 アーカイブジュエリー展」を開催する。
「グロッセ」は、ドイツの宝飾都市、フォルツハイムで1907年に創業し、マレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)をはじめとする多くのハリウッド女優やセレブリティーを顧客に抱え、世界に名をはせたブランド。特にドイツ出身のディートリッヒは、「グロッセ」のニューヨークにあった在庫を全て買い取り、当時話題になった。また、37年のパリ万博では最高賞を受賞し、55年にはクリスチャン・ディオール(Christian Dior)とパートナーシップを結び、50年にわたり「ディオール(DIOR)」のジュエリー製造と販売を行ったことでも有名だ。
アーカイブ展では創業時からの110年にわたる160ピースの歴史的なアーカイブを日本で初めて展示し、創業当時に製造した、女性の髪を織り込んだ装飾的な時計チェーンや、パリ万博で最高賞を受賞した作品、「ディオール」のために製作したジュエリーを展示している。