ケンダル&カイリー・ジェンナー(Kendall,Kylie Jenner)姉妹が、キッス(以下、KISS)やメタリカ(METALLICA)などのロックバンドのTシャツに自分たちの顔をプリントして“ビンテージTシャツ”として販売し、物議を醸している。
問題のTシャツは2人が2016年に立ち上げたブランド、「ケンダル+カイリー(KENDALL+KYLIE)」公式サイトで125ドル(約1万4000円)で販売中だ。KISSやメタリカのほか、ピンクフロイド(Pink Floyd)、ドアーズ(The Doors)などのロックバンドから、2パック(2Pac)、ノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)などのヒップホップアーティストの古着のTシャツが使われている。
ケンダルがKISSのバンドTシャツを着用した、同ブランドインスタグラムの投稿にはいいね!が8万件以上つけられている一方、コメント欄には「本物のアーティストであるKISSに失礼。2人のクリエイティビティーは彼らに到底及ばないのに」「そもそも2人はKISSを知っているの?」「これは“ビンテージ”とは呼べない」といった声が寄せられている。
また、ケンダルとカイリーの2人はこの物議についてコメントを控えている。
なお、ケンダルはメタリカや2パックのTシャツを好んで着用していおり、2月の「Vマガジン(V Magazine)」のパーティーにも2パックのビンテージTシャツを着ていた。