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「旅する新虎マーケット」が夏の章を開催 始動4カ月間で7万人来場

 日本各地の魅力の発信を目指す、新橋・虎ノ門エリアの複合施設「旅する新虎マーケット」は7月5日から10月1日まで、2017年夏の章「夏疾風の物語 ローカル線でめぐる越後の祭り」を開催する。風土を生かした“祭り”をテーマに、新潟県の村上市、燕市、三条市、長岡市、十日町市の5市が集結し、ご当地フードや工芸品の販売、ワークショップなどを行う。

 夏の章では、4棟の各スタンドに、各地域ならではのフードや日本酒をそろえる。村上市のスタンドでは、鮭をメーンにしたフード、燕市と三条市のスタンドは“働く人のための食堂”をテーマにしたラーメンや惣菜、長岡市のスタンドはあぶらげ(油揚げ)や尺玉をイメージした器に盛った枝豆、十日町市のスタンドでは、へぎそばなどを用意する。また、ワークショップでは、伝統のてまり作りや彫金体験、包丁研ぎ体験などを実施する。

 「旅する新虎マーケット」は、2020年に開催する東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムと選手村を結ぶ「新虎通り」を舞台に、約3カ月ごとにテーマを設け、日本全国の「ヒト」「モノ」「コト」を発信する複合施設として今年2月にオープンした。2~6月まで4カ月間実施した春の章では、7万人が来場した。

 「2020年の東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合会」の國定勇人・会長は、「20年の東京オリンピック・パラリンピックは、東京に住んでいる方は身近に感じる大会だが、日本全体では地域によっては温度差や距離感があるように感じている。現在、全国の466市町村が地域活性化推進首長連合会に加入しているが、当イベントを通じ、日本全土が一体となって大会を盛り上げていきたい」とコメントした。

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