ブックマーク(BOOKMARC)は7月14〜18日に、写真家・山谷佑介の新作写真集「Into the Light」の発売を記念した写真展を開催する。
新作は、山谷自身が家庭を持ち、他人の家に興味を抱き始めたことがきっかけとなり制作がスタート。深夜の東京郊外の住宅街を赤外線カメラで撮影した。深夜の住宅街、他人の領域に足を踏み入れて撮影をすることに対して山谷は、「自分と世界との隔たりを感じさせながらも、妙な居心地の良さを感じさせた」と語る。写真集は1000部限定で価格は5000円。同展の初日、7月14日の19時からサイン会も実施する。
山谷は1985年、新潟県生まれの写真家。2013年に初の写真集「Tsugi no yoru e」を自費出版。その後は京都国際写真祭、東京国際写真祭、ニューヨーク・コンデナスト本社ビルでの展示など、国内外で作品を発表してきた。主な写真集は「ground」「RAMA LAMA DING DONG」がある。