東京の人気ブランド「マディソンブルー(MADISONBLUE)」は7月6日、目黒にあった路面店を表参道ヒルズ裏に移転オープンする(東京都渋谷区神宮前4-19-3)。店舗面積は100平方メートル。“未完成”をコンセプトにしたショップは、ラフさを残しつつも大人が着られるカジュアルウエアを提供するブランドらしく、抜け感のあるリラックスした空間に仕上がった。
バックヤードをあえて見せたり、レジカウンターを売り場には設けたりしないなど、洋服屋の概念にとらわれない作りになっている。目黒店で印象的だったショップ奥の大きな窓がある作りは、表参道店でも引き続き採用。店舗面積を広げた分、過去のコレクションから現在のコレクションを幅広く紹介できるのも同店の特徴だ。「マディソンブルー」は路面店でも卸先でもセールをしないことで知られており、シーズンを超え継続して販売している数少ないブランドの一つだ。
なお、3層構造の建物の1階部分をショップに、2階と3階がオフィスとプレスルームになる。