ファッション

メゾン ディセット、NYの注目ブランド「クラウディア リー」を導入

 「ポーツ 1961(PORTS 1961)」や「トマジーニ(TOMASINI)」などを手掛けるセールス&PRエージェントのメゾン ディセット(MAISON DIXSEPT)は、2018年プレ・スプリングからニューヨーク拠点の新進ブランド「クラウディア リー(CLAUDIA LI)」の取り扱いを開始する。日本におけるセールスの窓口になるエージェント契約を結び、PR業務も担う。17-18年秋冬から伊勢丹新宿本店やインターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)が同ブランドの取り扱いを始め、18年プレ・スプリングにはさらに取り扱い店舗が拡大予定。今後、販路を見極めつつ卸を進めていく。

 同ブランドを手掛けるのは、ニュージーランド出身で、ロンドンのセント・マーチン美術大学とNYのパーソンズ・スクールで学んだクラウディア・リー。「J.W. アンダーソン(J.W. ANDERSON)」などでキャリアを積んだ後、15年にNYで自身のブランドを立ち上げた。現在はNYファッション・ウイークの公式スケジュールでプレゼンテーションを行っている。彼女が得意とするのは、カッティングや独特のボリュームでメンズウエアをフェミニンに作り替えたようなデザイン。クリエイティブでありながらウエアラブルであることを心掛けているという。価格帯はシャツ8万円台~、ワンピース15万円台~、パンツ7万円台~、ニット4万円台~など。ニット以外は全てメード・イン・NYにこだわり、ハイエンドブランドのアイテムを手掛ける工場で生産している。よりグローバルな市場でのブランド確立を目指し、今季からプレ・コレクションもスタートした。

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