アウトドアウエアブランド「コロンビア(COLUMBIA)」は7月5~7日、東京・新宿のベルサール新宿グランドで卸先向けの展示受注会を開催している。1938年に米国・オレゴン州で創業した同ブランドは2018年、80周年を迎える。
「コロンビア」は、マルチポケット仕様のフィッシングベストのパイオニアだ。創業者ポール・ラムフロム(Paul Lamfrom)の次女で、現「コロンビア」会長のガート・ボイル(Gert Boyle)が、釣りが趣味だった夫のために手作りしたものがオリジナル。
18年2月に発売予定の新作ベストは、そのオリジナルを忠実に復刻。ファスナー式のポケットやDリング、さらには玉網を背中に掛けるためのループなど、革新的なデザインも当時のままだという。一方で素材をコットンからリップストップに変更し、軽さと引き裂き強度を高めている。オリジナルに準じたサープラスグリーンの他にホワイト、ベーコン(淡いブルー)の3色を販売する。
「来年は80年の歴史を振り返る冊子の作成や、マルチポケットフィッシングベストのアーカイブを集めた回顧展も企画している」と内藤教之「コロンビア」PR担当。