マイケル・コース(MICHAEL KORS)はこのほど、ロンドンのギャラリーで、現地の“イット・ガール”を起用したビジュアルの展覧会を開催した。このビジュアルは、イギリスの女性誌「タトラー(TATLER)」とのコラボレーション企画。同誌は26人の女性にフォーカスし、うち10人は「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」の最新コレクションを着用して参加した。多くはティーンから20代を迎えたばかりのミレニアルズだ。
マイケル・コースは、ミレニアルズ世代を起用した企画について、「女の子がものスゴい勢いで洗練され始めている。こんなに若いうちからセンスを身につけた女性が次々誕生するなんて、36年間のデザイナー人生で初めてだ。彼女たちに『マイケル・コース』を知ってもらいたいし、5年後にどうなるか本当に楽しみ」と話す。
マイケルは同様のイベントを中国、韓国でも開催してきた。彼は、「SNSのおかげで、韓国でもイギリスでも同じことが起こるようになった。世界中の女の子たちは、皆16くらいから、昔ならアラサーになって初めてわかるくらいの洗練された美しさを会得している。しかも、それに飽き足らず、どんどん新しいことにトライしている。スゴいことだ」と話す。