三越伊勢丹ホールディングスと野村不動産はフィリピン大手不動産会社のフェデラル・ランド(FEDERAL LAND)と提携し、フィリピンでの不動産事業に着手する。2社がフィリピンの不動産事業に参画するのは今回が初。
今後、3社は合弁会社を設立し、フェデラル・ランドが開発したフィリピンのマニラ首都圏にあるボニファシオ・グローバル・シティ地区に位置する複合施設、グランド・セントラルパーク地域で分譲住宅と商業施設の不動産複合開発に取り組む。商業施設は面積が3万平方メートル。付近にいる富裕層のオフィスワーカーをメーンターゲットにしつつ、“日本”をコンセプトにした構成になるという。2018年に着工し、20年に商業施設を開業、25年に住宅を含め竣工予定。