ファッション

伊勢丹新宿夏のセール初日は6400人 「ギャルソン」が圧倒的人気

 伊勢丹新宿本店は7月12日、夏のクリアランスセールを開始した。通常開店時間の10時30分を15分前倒し、10時15分に開店した。同店によると、10時30分時点の入店客数は6400人で、前年の6100人を上回った。

 行列には冬のクリアランスセール同様、どのブランドを買うのか事前に決めている客が多かった。本館正面口の先頭に並んでいた40代女性は「朝の6時15分から並んでいた。伊勢丹新宿店のセールには毎回並んでいるが、いつもまず行くのが3階の『トゥモローランド(TOMORROWLAND)』。予算はそこまで多くはないがいつも伊勢丹のセールで買っている」と話した。また、メンズ館の先頭に並んでいた40代男性は「始発で来て朝5時ごろから並んでいる。一番の狙いは4階の『ベルベスト(BELVEST)』。他にも『イザイア(ISAIA)』や『クルチアーニ(CRUCIANI)』なども狙っている。予算は20万円」と話した。
 
 今回特に目立ったのが、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の人気。オープン前の行列ですでに全身同ブランドの洋服を着ている人が多かったが、オープン後の人の賑わいも本館、メンズ館共に他ブランドとは一線を画していた。試着室や会計には行列ができており、文字通り熱気が伝わって来た。その他人気だったのは前出の先頭女性も狙っていた「トゥモローランド」や「マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)」などで、同ブランドが入る本館3階に多くの客が集まっていた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。