日本製にこだわり、天然素材のカットソーやスエットを手掛ける「フィルメランジェ(FILMELANGE)」は、藍染め作りの職人集団のリトマス(LITMUS)とコラボレーションしたTシャツやカットソーを7月15日に限定で発売する。直営店の神宮前店と自由が丘店、一部アイテムを自社オンラインストアで販売する。
2015年から毎年海の日に販売している同コラボ商品は、今年で3回目を迎える。今回は主力商品であるTシャツの“サニー(SUNNY)”“ディジー(DIZZY)”に加え、サーマルTシャツとレディスのノースリーブカットソーを染色した4型をラインアップ。それぞれに、薄い藍色が特徴の“瓶のぞき”と藍の色味をはっきりと染色した“浅葱”の2色を用意する。価格帯は1万3000~1万7500円。初年度は1日で完売し、昨年は枚数を大幅に増やしたが9日間開催した海の日のイベント期間中に完売した。
「フィルメランジェ」は、原料である綿(わた)の選定から糸、生地、縫製に至るまで自社で手掛けている。一方でリトマス(LITMUS)は、昔ながらの天然素材のみを使用した染色技法「灰汁発酵建て(あくはっこうだて)」を受け継ぎ、手作業で一つ一つ丁寧に染色していることから、「互いに妥協なく、じっくりと時間をかけて作った“良いもの”だけをお客さまに届けるという、モノ作りの姿勢が同じであったため、コラボレーションが実現した」(金子恵梨奈「フィルメランジェ」プレス担当)。これまで「フィルメランジェ」は、「デサント(DESCENTE)」や「テンベア(TEMBEA)」、京都の老舗履物屋「ない藤」が手掛ける「ジョジョ(JOJO)」などの国産ブランドとコラボレーションしている。「今後も、『フィルメランジェ』のフィルターを通して日本の“良いもの”を発信していく」と話す。