「WWDビューティ」7月13日号は、「2017年上半期ベストコスメ」特集です。全国の百貨店49社で売れた化粧品をランキング形式でお届けします。今期の目玉商品は、なんといってもポーラの「リンクルショット メディカル セラム」。日本で初めてシワを改善する効能が認められた美容液として話題を呼び、1月に発売したばかりにもかかわらず堂々の2位にランクインしました。
また、ランキングにはイヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)の「ヴォリュプテ ティントインバーム(Volupte Tint-In-Balm)」や「ディオール アディクト ラッカー スティック(Dior Addict Lacquer Stick)」「ディオール アディクト リップ ティント(Dior Addict Lip Tint)」といった、見た目やコンセプトがキャッチーな新商品がランクイン。これらはSNSで多く拡散されるなど、ラグジュアリーブランドが提案するリップ人気を物語っているといえます。
特集内では、ランキング上位の商品担当者にヒットの要因や施策を聞き、百貨店のバイヤーには個人的ベスコスを挙げてもらっています。さらに、人気美容家とメイクアップアーティストが愛用する、スキンケアとメイクアップそれぞれから1品を紹介。その他、美容各誌のベストコスメアワードや、バイヤーが期待する下半期の新商品についても掲載するなど、必見の内容となっています。
ニュース面では、リキッドやマスカラ、ペンシルタイプなど形状が多様化し、今季の目玉でもあるアイブロウ事情を取材しました。アルビオンのエイジングケアライン「アンフィネス」の7年ぶりのリニューアルや、ジバンシイ(GIVENCHY)の若年層向けの新ライン「ランタンポレル」、第12回「ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」のリポートを掲載しています。
また、フローフシの人気マスカラ「モテマスカラ」の新技術を搭載した全面リニューアル、第一三共ヘルスケアの「年齢肌炎症」に着目した新ブランド「ブライトエイジ」、ナリス化粧品の「マジェスタ」刷新にも注目です。フェイスは、売上高2ケタ成長を続ける「RMK」と「SUQQU」を手掛けるエキップの社長に4月に就任した前澤洋介・新社長のインタビューです。