ファッション

スローウエアのショップイベント月1開催の理由

 「インコテックス(INCOTEX)」「ザノーネ(ZANONE)」「モンテドーロ(MONTEDORO)」「グランシャツ(GLANSHIRT)」の4ブランドを手掛けるイタリア・ヴェネツィアのスローウエア(SLOWEAR)が、世界で顧客拡大のためのコミュニケーション戦略に乗り出した。その一環で、7月22、23日、東京ミッドタウンの直営店「ザ スローウエア ストア」で、イタリアの代表的カクテル「ネグローニ」などを紹介するパーティーを開いた。このショップイベントは、世界の各店で予定しており、テーマを変え、今後、毎月1回開催する計画だ。サムスングループと提携している韓国・ソウル店でのイベントを終えて来日したマルコ・ムジアーノ=スローウエア コミュニケーション・ディレクターは、「ライフスタイルを楽しむのがスローウエアのコンセプト。スローウエアが提案するファッション、シティライフ、グルメ、エンターテインメントなどを顧客と共有し、ファンをさらに増やしていく。このイベントをクラブのような存在にしたい」と話した。

 ブランドのフィロソフィー発信を目的に、先ごろ、スローウエア発のマガジンも発表した。年2回出版する予定で、直営店と9月、ヨーロッパとアメリカでスタート予定のeコマースにおいて7ユーロ(約800円)で販売する。2018年1月に発売予定の次号は、特集の一部で東京にフォーカスするという。

 先ごろ、ミラノに1600平方メートルのショールームを開設し、今秋、ローマとトリノにショップをオープンする。現在の店舗数は世界で42、日本は東京ミッドタウンと大丸神戸店にある。「今のわれわれはニュースが満載。着実に成長している」と、さらにプロジェクトが進行中だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。