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チェコで毛皮動物の飼育禁止法案が可決 2019年から施行

 チェコ共和国の上院で毛皮動物の飼育を禁止する法案が可決された。ミロシュ・ゼマン(Milos Zeman)大統領の承認後、2019年から施行される。
非営利団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(通称PETA)」のイギリス支部のエリサ・アレン(Elisa Allen)=ディレクターは「毎年2万匹ものミンクやフォックスが虐待や虐殺されていることを考えると、オーストリアやクロアチア、オランダ、スロベニアそしてイギリスにチェコが加わり、その他の国々が毛皮動物の飼育を禁止することを先導する役割を担ったことは大変喜ばしい」と語った。

 「毛皮に反対する国際連盟(通称FFA)」によると、ヨーロッパではデンマークとハンガリーでは部分的に禁止法案が採用され、さらに5カ国では議会で検討中だという。

 PETAによるとドイツでは、毛皮動物の飼育を行う場合の畜舎環境について高い基準を設定する法案が可決されたばかりで、5つのミンク飼育場が閉鎖されることになるという。

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