バンタンが運営する“食”のデザインスクール、レコールバンタンは、パティシエ育成コース「グラン パティシエコース」を2018年4月に開講する。クリスマスやバレンタインシーズンに向け、パティシエの人材需要が高まる9月に卒業となるよう、カリキュラムは2.5年制を採用。同コースは、人気パティスリー「トシ ヨロイヅカ(TOSHI YOROIZUKA)」のオーナーシェフ、鎧塚俊彦が監修する。
同コースでは、パティシエに必要な技術を「トシ ヨロイヅカ」のレシピをベースに、教室、店舗での実習を通して学ぶ他、マーケティングや店舗デザインなど、ビジネスに必要な知識を講義を通して身につけるという。その他、農園での素材作りの実習など、素材にこだわり、自身の農園を持つ鎧塚俊彦監修ならではのカリキュラムも予定している。
7月25日には開講に関する記者会見をホテルインターコンチネンタル東京ベイで開催した。石川広己・バンタン社長は「鎧塚シェフの『次世代の人材を育成したい』という思いと、バンタンの『他校でできない実践教育』という理念が合致した」と今回のコース開講の経緯を語った。鎧塚オーナーシェフは「パティシエとして29年間活動してきたが、自分もまだまだ発展途上。次世代のパティシエに何が必要か、生徒と一緒に考えて作り上げていきたい」と意気込んだ。
レコールバンタンはパティシエ、ブランジェ、カフェ、フードコーディネーターなど、食の分野で即戦力人材を育成することを目的に設立された食のデザインスクール。今回の「グラン パティシエコース」は同校初の2.5年制となる。