7月31日号の「WWDジャパン」は、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」。とデザイナーの皆川明を特集します。日本のデザイナーズブランドの中でも、オリジナルの生地で作る洋服やインテリア用品で知られる「ミナ ペルホネン」ブランド設立から22年間、“大切に長く使う”“無駄のない”モノ作りと、“セールは行わない”“過去の商品はアーカイブ品として販売する”という独自の販売方針を持ち、根強いファンと顧客を獲得しています。同特集では同ブランドのビジネスとクリエイションにフォーカスします。
特集内では、数多くのコラボを手掛ける「ミナ ペルホネン」を、世界中の一流ブランドとの橋渡しをしたキーパーソンを紹介。森康洋カッシーナ・イクスシー社長らが皆川デザイナーとの出会いを語ります。表紙は、今月1周年を迎えた東京・南青山のスパイラルの直営店コール(call)で撮影。テキスタイルとともに20~80代の販売スタッフが皆川を囲んでいます。
また、先週号から引き続き、2017-18年秋冬オートクチュール詳報のパート2をお届け。今季多かったは、たくさんビジューがあしらわれた絢爛豪華ではなく、現代的な軽やかなドレス。「フェンディ(FENDI)」や「メゾン マルジェラ “アーティザナル” デザインド バイ ジョン ガリアーノ(MAISON MARGIELA 'ARTISANAL' DESIGNED BY JOHN GALLIANO)」が提案した最新作を紹介します。
18年春夏シーズンのメンズアクセサリー詳報では、新トレンドに“コロニアル”が浮上。アジアやアフリカなどの植民地で過ごしたバカンスを思い描いたようなサファリやミリタリーのスタイルをグレイッシュカラーで取り入れています。従来よりも会期を2カ月前倒した18-19年秋冬の伊素材見本市「ミラノ・ウニカ」をレポート。4つのキーワードで、次のシーズンの素材トレンドを紹介します。
ニュース面では、マイケル・コース ホールディングス(MICHAEL KORS HOLDINGS以下、MK)のジミー チュウ買収劇にフォーカス。ジョン・アイドルMK会長兼CEOが買収理由と狙いなどを語ります。また、全国のショッピングセンターの出退店データから読み解く、テナント勢力図を考察。ファッションのテナントが減少傾向にある中、増加しているのはどの分野なのか?出店数ランキングとともに紹介します。