ポーラ・オルビスホールディングスの2017年1〜6月期連結決算は、基幹ブランドの「ポーラ」や育成ブランドの「THREE」「ディセンシア」が売上高をけん引し、前年同期比9.7%増の1173億円だった。営業利益が同72.4%増の209億円、経常利益が同86.0%増の209億円、土地の譲渡益なども手伝い純利益が同68.9%増の139億円と過去最高益となった。
事業部別の売上高は、ビューティケア事業が同10.0%増で1093億円。 「ポーラ」の売上高は同22.5%増の695億円と大幅に伸長した。日本初のシワ改善で医薬部外品を承認された「リンクルショット メディカル セラム」が約62万個・約87億円を売り上げ、年間目標125億円を上回るペースで推移した。売上高は同22.5%増の695億円と大幅に伸長した。「THREE」はメイク品の好調と新規出店が貢献し、売上高は同35.9%増の37億円を計上した。不動産事業は同11.1%減の13億円、その他が同10.3%増の67億円だった。